宝くじの歴史: "昭和20年、装いも新たに、名称を変えて「宝籤」が登場(10/29)。ニセモノも出るほどの人気。1枚10円、1等10万円、カナキン50ヤールつき、ハズレ券4枚でキンシ10本がつく。"「カナキン」とはキャラコ(綿布)のこと。なんとも物不足の時代を象徴している。
「一等10万円」といわれてもピンと来ないが、当時の物価は:
●厚生省指導による組立住宅(6坪余)1,500円●白米1升(ヤミ値)70円●大根1貫目(自由販売価格)8円●東北本線沿い耕作地1坪3円50銭とのこと。10万円は大金だったのである。
ちなみに、宝くじの場合、胴元の取り分はどうなっているのか? 驚くことに半分以上なのだ。下のページに円グラフがある:
宝くじの収益金: "宝くじ1枚の金額は、このように振り分けられています。"
ルーレットの胴元取り分は1/36。これを考えればいかに宝くじが割に合わないギャンブルかわかる。
株もギャンブル。損するときも得するときもあるが、少なくとも「お上」にピンハネされることはないので、公平なゲームだ。
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